2022年度5月例会

渋谷トレッキング

JIA渋谷2022 5月例会 渋谷まち歩きトレッキングレポート

5月21日(土)の15時代官山駅集合。
参加者は大学生10名参加の合計31名という異例の人数です。
当日は不安定な天候で、朝から雨天。14時過ぎまで降り続きましたが、15時はピタッと止みました。雲のおかげで、日差しも少なく、気温も上がらずのベストな状態です。

さて、今回の資料配布、交通安全等の注意事項のご挨拶の後、いよいよ出発。代官山駅すぐのザ・コノエの説明、まちづくり協議会とのギャラリーエントランスルールから始まり、歩道橋撤去、旧朝倉邸、ヒルサイドテラスと濃厚な代官山エリアを地元人しか歩かないような風や人が通り抜ける店舗内や細路地を通過して行きます。
及川の説明が大味すぎたので居た堪らず、想定外の石原副代表の補足説明でかなり濃厚なエピソードをみなさんに知っていただく事ができ、またさらに面白い内容に。

中盤は東急東横線の線路跡の再活用のログロードや渋谷ブリッヂ、ストリームと進みました。勢いある若手建築家の建築物もいくつか鑑賞しながら、金王八幡宮、豊栄稲荷神社へ。弥生時代、平安時代、大正時代、昭和と渋谷の過去を皆さんで堪能しました。
続いて渋谷駅周辺に突入。渋南エリアを東西に横切ります。ストリームから桜丘町開発エリアを高架デッキから望みます。駅中央付近へ行き、フクラス、スクランブルスクエア1期、2期の話で未来を語りました。5年後の2027年で渋谷の再開発は完成と。渋谷の進化が楽しみになります。
ここであり得ないルートを通ります。東側のスクエアは混んでると判断。よって、土曜日夕方の繁華街、31人の団体が渋谷スクランブル交差点を通過、ヒヤヒヤしながら揉みくちゃで皆さん通過。これが渋谷と言わんばかりのアトラクション?

最後は宮下パークに到着ですが、4階公園を目指すルートでしたが、混雑気味でしたので赤提灯酒場エリアの地上ルートに変更して、解散後に個人で立ち寄っていただくようにご説明。ここでイベントは終了し、希望者皆さんで懇親会会場MOJAへ向かいます。

今回は企画の時間があまり無い状況でしたが、意外な内容の濃さに皆さんも満足された様子でした。日々変わる街の表情、それを構成する建築物や自然、歴史、未来に完成する工事現場などいろいろ感じる事のできるトレッキングでした。特に学生さんの参加が良かったと思える理由に、若い世代に伝えたい内容がほとんどであること。もっと会話形式に質問などできるような空気感や仕組みを今後可能に出来るよう、検討していきたいと思いました。
そして懇親会が終わる頃、また土砂降りの雨で締め括られました。奇跡です。

(オイカ創造所有限会社 及川洋樹)

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