2021年11月例会
先月に続き南條設計室に集まる+Zoomのハイブリッドな11月例会となりました。
今月より事務局長の交代により「新事務局体制」になりました。
最初の1時間は毎月の例会の催し物を決める「JIA渋谷企画作戦会議」でした。お陰様で来年春までの催しが確定しました。
後半の1時間超は新しい企画 “語る会”「自分史」。深堀りされた自己紹介的ヒストリーです。初の試みとなった「自分史」では柳田英一元事務局長と西田聡会員に発表していただきました。
まずは西田聡さん(8Y8一級建築士事務所)の自分史。
親の転勤により日本各地を生活の場としてきた氏は、幼少時~やんちゃ時代~松山高校第77代応援団長を務めるまで成長。大学時代に海外のスタディーツアーに参加、UIAのコンペに入賞…と学生までの西田さんの自分史EPISODE-1は終了しました。
続いて柳田英一さん(タイムシップ柳田建築計画室)の自分史。
柳田さんは東京都北区の工務店の家に生まれ、白黒写真の懐かしい昭和の下町文化に育まれました。円形校舎や代々木体育館を見て建築家になることを決意。画像を見れば多趣味の氏は幼少の時代から育まれたということに納得。建築に関わる家の出身から建築家の世界へ向かう…というところで柳田さんの自分史EPISODE-1は終了しました。
両氏とも、とても素晴らしく楽しい内容で、プレゼンの勉強になるプレゼンでした。
「自分史」とは今現在、建築家を生業としている方々が、どこに生まれ、どのように育ってきたのか、社会に出てからどのようなを苦労や試練や経験を得て現在に至ったのか・・・などプライベートなことも含め”深く掘り下げた物語”を聞くことができる「語る会」です。今後は会員の建築家だけでなく、建築に携わる方々や渋谷地域会会友の方々の自分史も語られると思います。興味本位で覗いてみるでも良し、建築家になるヒントを得るも良し…将来のある若い方々の何かの”きっかけ”となる会となれば幸甚です。(牛込昇建築設計事務所 牛込 昇)