2019年7月例会

「地盤ネットに話を聞く」+「スペイン・バスク地方の旅」

7/25(木)の7月例会は異例の2本立企画でした。
前半は「地盤ネット株式会社」の取り組みを住宅事業本部の方地盤事業本部の方3者にうかがいました。

普段設計で考える地耐力ではなく地盤の揺れやすさを5段階のランク分けをして
建設される建物の耐震等級を推奨し防災を考えると言うもの。
微動探査システム「地震eye」でデータを集め地震被害の予測精度を高めているとのことです。今まであまり考慮に入らなかったまったくもって説得力あるお話でした。
また、集中豪雨や土砂災害、巨大地震等、大規模な災害が各地で頻発する昨今、今いる場所の地盤の様子をスマホで簡単に見える化するアプリ「JIBUN NO JIBAN」は、消費者が地盤の詳しい情報を簡単に入手システムで、とても現代的で興味深い取組と感じました。

後半は平井さんの建築家の食べ歩きスペイン編です。
写されるのは、スペインバスク地方の広場や教会、建物の何気ない日常の風景ですが、どれも非常に美しく絵になります。また、オープンテラスでくつろぐ平井さんは、あたかもその街の住人かの如く、不思議と街の風景に溶け込んでいるように見えました。
ビルバオでは、ゲーリーによるグッゲンハイム、カラトラバの名作の河川橋、磯崎新のツインタワー、と、シークエンシャルに次々と名建築の写真が紹介されました。ピンチョスの画像が多くお腹空いたところで、定番の代官山王将へ流れ、飲み会も大盛況でした。
皆様、ありがとうございました。

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